糸を使って下垂した顔面を挙上します。ダウンタイムは数日程度で傷が残らないため敷居の低いフェイスリフト施術と言えます。糸の種類によって吸収糸リフト、非吸収糸リフトがあります。 |
■ 吸収糸リフト |
@ 概要 |
加齢に伴い表情筋の収縮力が低下するためそれらの筋肉が支えている頬部の皮下脂肪が下垂してきます。その結果、法冷線やマリオネットラインが顕著となりフェイスラインが崩れて老け顔になってきます。これらをヒアルロン酸注入やHIFUなどの皮膚のタイトニング施術だけで改善することは不可能で、緩んだ筋肉をアシストするように下垂した皮下脂肪を引き上げる必要があります。従来は顔にメスを加えて大掛かりなフェイスリフト手術を行うしかなかったのですが、吸収糸を用いて中・下顔面の皮下脂肪を挙上することで法冷線・マリオネットラインが解消してV字型のきれいなフェイスラインが再現されて若返って見えるようになります。 |
A 施術の手順 |
法冷線やマリオネットラインの上に覆いかぶさった頬部に吸収糸を挿入して下垂した皮下脂肪を引き上げます。通常法冷線部とマリオネットライン部にそれぞれ1本、両側で計4本使用します。施術時間は10分程度です。 やや強めに引き上げて2,3日後に少し緩んだ状態でちょうど良い上がり具合となるようにします。この挙上具合の加減は経験によるところが大きく、仕上がりは術者の技量に大きく左右されます。2、3日間ややひきつれるような感じがある程度で化粧も翌日から可能です。レントゲン、CT、MRI検査に影響を与えることもありません。口を大きく開ける歯科受診は2週間程度控えていただく必要があります。 6か月で吸収されて無くなるPDOという素材と、2年で分解吸収されるPCLという素材を用いた2種類の糸があり、これらは効果の持続時間が異なるだけで施術方法は同一です。 |
B 料金 |
PCL吸収糸リフト(2年持続タイプ) | 38,500円/1本 |
通常法冷線部とマリオネットライン部に1本ずつ、両側で計4本使用 |
@ 概要 |
小さなこぶ状突起のあるシリコンでコーティングされたスプリングスレッドというナイロン糸(非吸収性)を使用します。突起が頬部の皮下脂肪をつかんで引き上げ、フェイスラインをすっきり見せる効果が持続します。 |
A 施術の手順 |
こめかみ部分の生え際に小さな針穴を開け、そこから顔方向と側頭部方向に糸を挿入します。術直後はやや過矯正気味にして、数日後に馴染んだ状態で程よい上がり具合となるように調整します。通常法冷線部とマリオネットライン部にそれぞれ1本、両側で計4本使用します。スプリングスレッドは糸自体に弾力があるため、口を開けた際のツッパリ感がなく緩みにくいのが特徴です。45分程度の施術時間です。 |